今回の渡欧の目的は夫の友達の結婚式。


フランスの結婚式は日本のとは少し違うのです。


まず新郎新婦、参列者全員で市役所に行きます。

市役所の中には 「婚姻の間」 とでもいうのか、それだけのための部屋があります。


そこで市役所員(市長の場合もあり)の前で宣誓し、書類にサインします。新郎新婦側それぞれ2人ずつの証人もサインします。 参列者は 「2人がサインするところ、ちゃんと見てたぞー!!」 という意味でいるのかもしれません。



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↑市役所の前で。


このままぞろぞろ~っと全員で教会へ向かいます。 私の時はクリスチャンではなく、フランス人でもないので教会での式は許されておらず、市役所で指輪交換まで行いました。


教会で賛美歌や指輪交換、神父さんの前での宣誓などなど、、この辺は日本と同じですがかなり荘厳な感じです。 本物のパイプオルガン、古い教会がそんな空気をかもし出すんでしょうか。



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↑教会から出たところ。 ライスシャワーと白い羽根が2人にかけられます。



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↑ちょっと遅れて米をまく男の子と羽根を集める女の子。


そしてそのまままたぞろぞろ~っと食事の場所へ向かいます。

夕食へは招待客のみですが、教会へはだれでもOKみたいです。

その町に住んでる人で祝福したい人は見に行きます。


大体夕食は9時ごろから始まります。遅い感じがしますが、フランスでの結婚式はここからが長い!!

デザートまで食べ終わると1時頃。 その後会場はディスコのようになり朝まで踊り明かすのです。

かなりの年配の方も3時くらいまでは必ずおり、知らない間に会場から消えていきます。


若い人にとってはいいけれど子連れの出席者にはつらいのでは。。


私はルイを母に預けてましたが、もちろん子供の出席者は沢山いました。

大抵ベビーカーの中で寝ていたり、大音響の音楽が鳴る中でソファーで横になっていたり。


フランスの子供達は強いな、と思いました。




結婚式はまだ続きます。



朝まで起きていたり、途中で帰った人もまた集まってランチを食べます。

新郎新婦はクタクタですが、そんな顔は見せません。

ランチはバーベキューなど、簡単に用意できるものが多いようです。



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↑結婚式のディナーを食べたところ。次の日のBBQも同じ所です。

壁を這うツタにはぶどうぶどう

緑が多くてとても素敵な会場でした。



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芝生におろすと草をむしって食べるのでずーっとベビーカーの中。

ルイは暇そうでした。


こうして長い長い結婚式が終わり、新婚さんは次の日にはエジプトにハネムーンに旅立ちました。